2026.02.23

その膝の痛み、原因は「足の歪み」かもしれません|膝だけ治療しても良くならない理由

「膝が痛い」のに、膝を治療しても良くならない——そんな経験はありませんか?

膝が痛い人の画像
階段を下りるとき、膝の内側にズキッとした痛みが走る。
長時間歩くと、膝のまわりが重だるくなって、足を引きずりたくなる。
正座がつらくなって、法事や子どもの行事で困ることが増えた。

 

整形外科でレントゲンを撮ったけれど、「骨には異常ありません」と言われた。
湿布を貼って、痛み止めを飲んで、サポーターをつけて……
それでも、しばらくするとまた同じ痛みが戻ってくる。

 

当院でも、こうした「膝の痛み」を抱えて来院される方は非常に多いです。

 

そして、多くの方が驚かれるのが、
「膝が痛い原因が、膝そのものではなく『足の歪み』にあった」
という事実です。

 

今回は、膝の痛みと足の歪みの関連性について、詳しくお話ししていきますね。

 

 

膝は「被害者」であることが多い

膝を痛めてしまっている人
まず、一つ大事なことをお伝えさせてください。

 

膝が痛いとき、多くの方は「膝が悪い」と思いがちです。
確かに、膝の軟骨がすり減っていたり、靭帯を損傷していたりするケースもあります。

 

しかし、レントゲンで「骨に異常なし」と言われたにもかかわらず、膝が痛いという場合、
実は膝自体には大きな問題がなく、
「足の歪み」が原因で膝に過度な負担がかかり続けていることが非常に多いのです。

 

つまり、膝は「悪いことをしている犯人」ではなく、
「他の場所のしわ寄せを受けている被害者」であることが、よくあります。

 

だからこそ、膝だけを治療しても、根本的な改善につながりにくいのです。

 

 

「足の歪み」って、具体的にどういうこと?

足の画像
「足が歪んでいる」と言われても、ピンとこない方が多いと思います。
ここでは、膝の痛みにつながりやすい代表的な足の歪みを3つ、分かりやすくご説明しますね。

 

 

① 扁平足(へんぺいそく)——土踏まずがつぶれている状態

扁平足の画像
足の裏には、アーチ(土踏まず)と呼ばれるカーブがあります。
このアーチは、歩くときの衝撃を吸収する「天然のクッション」の役割をしています。

 

扁平足は、このアーチがつぶれて、足裏が平らに近い状態のこと。

 

扁平足があると何が起こるか

 

  • 歩くたびに足が内側に倒れ込む(過回内=オーバープロネーション)
  • 足が内側に倒れると、膝も内側にねじれやすくなる
  • 膝の内側に不自然な力がかかり続け、痛みや炎症が生じる

 

自分では気づきにくいのですが、
靴底の内側ばかりがすり減っている方は、扁平足の可能性が高いです。

 

 

② 外反母趾(がいはんぼし)——親指の付け根が「く」の字に曲がっている状態

外反母趾は、足の親指が小指側に向かって曲がり、
親指の付け根の骨が内側に飛び出してしまう状態です。

 

外反母趾があると何が起こるか

 

  • 親指でしっかり地面を蹴れなくなる
  • 歩くときの推進力が弱まり、足首や膝に負担がかかる
  • 親指の付け根が痛いため、無意識に体重を外側にかけるクセがつく
  • 結果として、膝の外側や前面に痛みが出やすくなる

 

外反母趾は見た目の変化が分かりやすいのですが、
「まだそこまでひどくないから」と放置している方がとても多いのが現状です。

 

 

③ 足のサイズが合っていない靴を履いている

靴と骨の画像
意外に思われるかもしれませんが、
「靴のサイズが合っていない」ことも、足の歪みの大きな原因になります。

 

当院に来られたある30代の男性は、学生時代からスポーツを続けてきましたが、
膝に痛みが出始めてランニングが続けられなくなりました。

 

足を測ってみると、驚いたことに、
普段履いている靴より2cmも小さいサイズが正しいサイズだったのです。

 

大きすぎる靴を履いていると、

 

  • 靴の中で足が滑り、指が踏ん張れない
  • 足首が不安定になり、膝にブレが出る
  • 一歩一歩のたびに、膝関節に余計なストレスがかかる

 

ということが起こります。

 

この方は、靴のサイズを正しく合わせ、インソールを作製。
施術とストレッチを組み合わせたことで、
膝の痛みが完全に解消し、今もランニングを続けられています。

 

足の歪みが膝を壊す「メカニズム」

回内足の画像
ここで、足の歪みがどのように膝の痛みにつながるのか、
からだの仕組みをもう少し詳しく見てみましょう。

 

歩くとき、膝には体重の2〜3倍の力がかかっている

 

普通に歩くだけでも、膝関節には体重の2〜3倍の力がかかると言われています。
体重60kgの方なら、一歩ごとに120〜180kgの負荷が膝にかかっている計算です。

 

階段の上り下りでは、体重の4〜5倍になることもあります。

 

足が正しく機能していれば、膝への負担は分散される

 

健康な足は、

 

  • 足のアーチが衝撃を吸収し、
  • 足の指がしっかり地面をつかんでバランスを取り、
  • 足首が柔軟に動いて力の方向を調整する

 

ことで、膝にかかる負担を上手に分散してくれています。

 

足が歪んでいると、膝に負担が「集中」する

 

ところが、扁平足や外反母趾、足首の硬さなど、
足に歪みがあると、この負担の分散がうまくいかなくなります。

 

すると、

 

  • 膝の内側ばかりに力が集中する(O脚傾向の方に多い)
  • 膝の外側ばかりに力が集中する(X脚傾向の方に多い)
  • 膝がねじれる方向に力がかかり続ける

 

という状態になり、
何千歩、何万歩と歩くたびに、少しずつ膝がダメージを受けていくのです。

 

1日で見れば小さなダメージでも、
これが毎日、何年も積み重なれば・・・
膝の痛みとして表に出てくるのは、当然のことかもしれません。

 

 

放っておくと、どうなる?

 

「膝がちょっと痛いくらいだから、様子を見よう」
そう思っている方にこそ、知っておいてほしいことがあります。

 

足の歪みによる膝への負担は、
放っておいても自然に良くなることは、ほぼありません。

 

なぜなら、歪みの原因(扁平足、外反母趾、靴のサイズ、歩き方のクセ)は、
意識しないと変わらないものだからです。

 

放置してしまうと、

 

  • 膝の痛みが慢性化し、歩くのがおっくうになる
  • 痛みをかばって歩くことで、反対側の膝や腰にも痛みが出てくる
  • 膝をかばうことで活動量が減り、筋力が落ちて、さらに膝が不安定になる
  • 将来的に、変形性膝関節症のリスクが高まる
  • 歩くスピードが落ち、「年齢より老けて見える」と感じるようになる

 

特に30代・40代で膝の違和感を感じ始めた方は、
今が「足元から整えるチャンス」です。
早めに対処すれば、膝を守りながら、これからも元気に歩き続けることができます。

 

 

今日からできるセルフケア3選

 

「足の歪みを整える」というと難しく聞こえますが、
ご自宅でできるケアもあります。まずはここから始めてみてください。

 

 

① 「タオルギャザー」で足のアーチを鍛える

 

やり方

 

1. 椅子に座り、足元にタオルを1枚敷きます
2. 足の指だけを使って、タオルを手前にたぐり寄せます
3. 端まで引き寄せたら、もう一度広げてやり直します
4. 左右の足で各3セット行います

 

ポイント

 

  • 足のアーチを支える小さな筋肉(足底筋群)を直接鍛えることができます。
  • 扁平足の方は最初はうまくできないかもしれませんが、それが「今のアーチの状態」です。
  • 続けるうちに、少しずつ足指の力がついてきます。
  • テレビを見ながら、お風呂上がりに、気軽に取り組んでみてください。

 

 

② 「片足立ちバランスチェック」で膝のブレを確認

 

やり方

 

1. 壁のそばに立ち(安全のため)、片足を軽く上げます
2. そのまま20秒間キープしてみます
3. 反対の足でも同じように行います

 

チェックポイント

 

  • 膝がグラグラ揺れていませんか?
  • からだが左右どちらかに大きく傾いていませんか?
  • 足の指が浮いて、床をつかめていませんか?

 

グラグラが大きい方は、足元の不安定さが膝への負担になっている可能性が高いです。
毎日続けることで、足元の安定感とバランス力が少しずつ向上していきます。

 

 

③ 「膝裏のばしストレッチ」で膝まわりの柔軟性を取り戻す

 

やり方

 

1. 椅子に浅く腰かけ、片方の足をまっすぐ前に伸ばします(かかとは床につけたまま)
2. 背筋を伸ばしたまま、ゆっくりとからだを前に倒します
3. 膝の裏(ハムストリングス)が「イタ気持ちいい」と感じるところで15秒キープ
4. ゆっくり元に戻り、反対の足も同じように行います
5. 左右各2〜3回繰り返します

 

ポイント

 

  • 膝裏の筋肉(ハムストリングス)が硬くなると、膝関節の動きが制限され、痛みにつながりやすくなります。
  • 反動をつけずに、ゆっくりじわーっと伸ばすのがコツです。
  • お風呂上がりのからだが温まっているときに行うと、より効果的です。

 

 

「足の歪み」に気づけるのは、専門家だからこそ

フォームソティックスの画像
セルフケアは、毎日の積み重ねとしてとても大切です。

 

でも、自分の足がどう歪んでいるのか
どの歪みが膝の痛みにつながっているのかは、
なかなか自分だけでは分かりません。

 

例えば、

 

  • 自分の足の正確なサイズ、知っていますか?(左右でサイズが違うことも珍しくありません)
  • 自分の足のアーチがどんな状態か、見たことがありますか?
  • 歩くとき、足のどこに体重がかかっているか、意識したことがありますか?

 

こうした「自分では気づけない足のクセや歪み」を見つけ、
膝への負担を減らす方法を一緒に考えていくのが、私たちの仕事です。

 

 

森のくま整骨院のアプローチ

森のくま整骨院の院長が患者さんに説明しているところ
森のくま整骨院では、膝の痛みでお悩みの方に対して、
「膝だけ」ではなく「足元から全身」を見る施術を行っています。

 

1. 足のサイズ測定
正確な足の長さ・幅を測定。驚くほど「間違ったサイズの靴」を履いている方が多いのが現状です。

 

2. 足のアーチの状態チェック
土踏まずの高さ、アーチの柔軟性、扁平足や外反母趾の程度を詳しく確認します。

 

3. 立ち方・歩き方の分析
実際に立っていただき、歩いていただき、からだの使い方のクセを見ていきます。
「どこに偏りがあるか」「膝にどう負担がかかっているか」を、ご自身の目でも確認していただけます。

 

4. やさしい施術で全身のバランスを調整
強く押さず、筋肉や関節の状態に合わせて、やさしくじっくりと整えます。
膝だけでなく、足首・股関節・骨盤・背骨のバランスも含めて、全身を見ていきます。

 

5. 医療用矯正インソールの作製
一人ひとりの足に合わせた医療用矯正インソールを作製・調整します。
普段の靴に入れるだけで、**歩くたびに足のアーチがサポートされ、膝への負担が軽減**されます。
施術の効果を、日常生活の中でも持続させることができます。

 

 

院長からのひとこと

足から全身を整える
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 

「膝が痛い」というとき、多くの方は膝だけを何とかしようとされます。
でも、本当に見るべきは、膝の「下」、つまり足元であることが、とても多いのです。

 

当院に来られた方の中にも、
「まさか靴のサイズが2cmも違っていたなんて」
「自分がこんなに扁平足だとは知らなかった」
と驚かれる方がたくさんいらっしゃいます。

 

そして足元を整えたことで、
何年も悩んでいた膝の痛みが嘘のように楽になった
そんな方を、私は何人も見てきました。

 

「膝が痛いけど、骨には異常がないと言われた」
「サポーターや湿布で何とかしている」
「もう歳だから仕方ないと思っている」

 

もしそんなふうに感じているなら、
一度、足元から見直してみませんか?

 

あなたの膝の痛みの「本当の原因」を、一緒に見つけていきましょう。

 

木更津市・君津・富津エリアで、
毎日の暮らしを一生懸命がんばっているあなたへ。

 

いつまでも自分の足で、元気に歩き続けられるからだを。
森のくま整骨院は、そのお手伝いをしたいと思っています。

 

お気軽にご相談くださいね。
お会いできる日を、楽しみにしています。

 

 

森のくま整骨院 院長 村山賢
〒292-0827 千葉県木更津市港南台2-12-3 猪テナントA
完全予約制|ご予約・ご相談は公式LINEから
Instagram: @morinokuma_kisarazu

 

2025.09.09

足と肩こりは密接につながっている?足指を鍛えて健康に!

足指が使えないことで起こる肩こり症状とは?

足の画像

「肩こり」と聞くと、デスクワークやスマホの使いすぎ、姿勢の悪さが原因だと思われがちです。
しかし実は、足指の機能低下が肩こりを引き起こしているケースも少なくありません。

実際、当院に肩こりや腰痛の症状でお越しになる方の足を見てみると、足の歪みが関わっていることがとても多いのです。

この記事では、足指が使えないことで肩こりが起こる理由と、改善のためのポイントを解説します!

足指の役割と全身への影響

足指は地面をつかみ、体を支える大切な役割を果たしています。

言うならば家の基礎みたいなようなものです。

歩行や立位の安定はもちろん、足指がしっかり働くことで全身のバランスを調整しています。

しかし、足指が使えなくなると以下のような変化が起こります。

  • 体重がかかとや小指側に偏る

  • 足首や膝、股関節の動きが制限される

  • 骨盤や背骨のバランスが崩れる

結果的に、体の上部にある肩や首に過剰な負担がかかり、肩こりを招いてしまいます。

足指が使えないと肩こりになる仕組み

カラダのお悩み

 

  1. 足元の不安定さが姿勢を悪化させる
    足指で踏ん張れないと、体は無意識にバランスを取ろうとして猫背や反り腰になります。これが肩や首への負担に繋がります。

  2. 骨盤の歪みが肩に伝わる
    足の着き方の偏りが骨盤を傾け、背骨のラインを乱します。骨組みが歪めば、上半身も崩れて肩こりへつながります。

  3. 血流の滞り
    足指を使わない歩き方は下半身の筋肉を十分に働かせず、全身の血流が悪化してしまいます。結果、代謝が下がることにより体温が低下してしまいます。冷えやむくみの原因や、肩や首の筋肉に疲労物質が溜まりやすくなります。

肩こり改善のためにできること

 

1. 足指のストレッチ・運動

  • 足の指を1本ずつ広げて動かす

  • タオルを足指でつかむ「タオルギャザー」

  • グーチョキパー運動

2. 正しい靴選び

  • 自分の足幅・足長に合った靴

  • つま先が自由に動かせる靴

  • クッション性よりも安定感を重視

3. 姿勢改善と整体ケア

足元の機能改善と合わせて、整体で骨盤や背骨の歪みを整えることで、肩こりが再発しにくい体作りが可能です。

まとめ

  • 足指は体の土台であり、使えないと全身に悪影響を及ぼす

  • 足指の不調は骨盤や背骨の歪みを生み、肩こりの大きな原因になる

  • 足指トレーニングや靴選び、整体でのケアが効果的

肩こりでお悩みの方は、「足指がしっかり使えているか」を見直してみることをおすすめします。

森のくま整骨院では、ご自身では難しい足のケアや肩こりのケアが受けられます!

専門的な知識を持ったスタッフが、足の状態から姿勢までを徹底解説!

症状に合わせたメニューで、あなたのお身体をメンテナンスいたします!

ぜひ一度、当院にご相談ください。

2023.02.16

新料金プランのご案内

いつも森のくま整骨院をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。

 

当院では、運営コストの増大により、誠に勝手ながら一部施術料金を値上げすることとなりました。

3/1より、既存の料金から新料金へと変更になりますので、ご了承ください。

一部プランやコース名変更も伴うため、皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

 

新料金につきましては以下の通りとなります。

 

料金変更後のプラン

 

整体コース

リフレッシュコース

メディカルインソール

 

パルスケア

・初回体験 1,100円(税込)

・単発 3800円(税込)

・他メニューとのセットの場合 3,300円(税込)

・その他回数券の設定がございます。

 

メンテナンスパック

・3回、6回のメンテナンスパックを廃止

→12回、24回のみとなります。料金につきましてはお問い合わせください。

※以前より継続的にメンテナンスパックをご利用になられている患者様につきましては、個別に対応いたしますので、継続購入の際にお申し付けください。

 

プレミアム治療パック

・インソール作製やパルスケアが含まれた特別パッケージを新たに設定いたしました。詳細につきましてはお問い合わせください。

 

新システム導入

 

E-プリペイド

値上げに伴う負担軽減として、E-プリペイドを導入いたました。詳細はお問い合わせください。

 

 

以上となります。ご不明な点は、スタッフまでお尋ねください。

 

 

 

 

 

2020.08.27

第二回!スクワット教室!!!!

森のくま整骨院の村山です!
前回大変ご好評いただきました、『実践!スクワット教室!』が9月2日(水)開催となります!

今回も外部講師の管将太朗先生をお招きして、皆さんに正しいスクワットのやり方をレクチャーしていただきます。

スクワット教室とは

身体の中で大きな割合を占める脚やお尻の筋肉を正しく鍛えることによって、運動不足解消や筋力強化、引き締め効果を発揮することができます。

膝・腰などに不安を抱えている方でも、行っていただける正しいスクワットを身に付けていただくことで、ケガや痛みの防止、運動不足を補っていただくものとなっております。

今回はレベル別にコースをご用意

今回は、

9時の部を前回と同じレベル(基礎コース)

10時半・12時の部をレベルアップコース

とさせていただきます!


とは言っても、ものすごくキツくて普段から運動していない方が行えないような運動ではございません。

前回の参加者様は、是非レベルアップコースにトライしてみてはいかがですか!?

ちなみに、初めての方が、レベルアップコースからご参加いただいても構いません!!


レベルアップコースでも初歩的なところから指導いたしましたので、ご心配なく!



是非、ご興味のある方はご参加ください!

外部講師紹介