2026.02.15
眠れない・疲れが抜けない腰痛は「自律神経」と「足の動き」がカギかもしれません
眠ってもスッキリしない腰の重だるさ、感じていませんか?

「今朝も目覚ましより先に、腰の重さで目が覚めてしまった…」







「デスクで座っていると、気づけば腰に手をあてて『うーん』と伸ばしている」
「お風呂で温めたり、ストレッチをすると一時的には楽になるけれど、また翌朝には元通り」
木更津市・君津・富津エリアで森のくま整骨院を営んでいますが、こうしたお悩みを抱えて来院される方は、本当に多いです。
お話を伺うと、多くの方が
「マッサージには通っているけれど、その場しのぎにしかならない」
「病院でレントゲンを撮っても『骨には異常ありません』と言われて、どうしたらいいか分からない」
「シップを貼ってごまかしている」
という状況にいらっしゃいます。
そして、さらに深くお話を聞いていくと、腰の痛み以外にも、
– 夜、布団に入ってもなかなか寝つけない
– 夜中に何度か目が覚めてしまう
– 朝起きても「ちゃんと寝た感じがしない」
– 些細なことでイライラしたり、気持ちが落ち着かない
といった「自律神経の乱れ」を思わせるサインが、実は一緒に出ていることが非常に多いのです。
そしてもう一つ、見逃されがちなのが「足の動き」です。
腰そのものではなく、足首や足の指、土踏まずの状態が、実は腰痛や自律神経の不調に深く関わっていることが、臨床の現場ではよく見えてきます。
今回は、8000人以上の患者さんと向き合ってきた経験をもとに、腰痛・自律神経・足の動きの意外なつながりを、できるだけ分かりやすくお話していきますね。
自律神経と腰痛の、見えないけれど深いつながり

まず、「自律神経」と「腰痛」がどう関係しているのかを整理してみましょう。
自律神経とは、簡単に言えば「からだの自動運転システム」のようなものです。
呼吸、血液の流れ、内臓の働き、筋肉の緊張と弛緩…こうした「意識しなくても動いてくれているからだの機能」すべてを、24時間休まずコントロールしてくれています。
この自律神経には、大きく2つのモードがあります。
– 交感神経(アクセル): 日中、からだや脳を「活動モード」にする
– 副交感神経(ブレーキ): 夜やリラックス時に、からだを「回復モード」にする
健康なからだは、この2つがシーソーのようにバランスよく切り替わることで、「動く時は動き、休む時は休む」というリズムが保たれています。
ところが、
– 仕事や家事、育児で毎日フル回転している
– スマホやパソコンで、脳が休まる時間がほとんどない
– 寝る直前までSNSや動画を見てしまう
といった生活が続くと、交感神経(アクセル)が踏みっぱなしの状態になってしまいます。
すると、本来なら寝ている間に回復するはずの筋肉の疲労や炎症が残りやすくなり、慢性的な腰痛につながりやすいのです。
特に腰まわりの筋肉は、常に上半身の重さを支えているため、緊張が抜けないまま一晩過ごすと、朝には「寝たのに疲れている」「腰が重だるい」という状態になってしまいます。
つまり、腰の痛みは、腰だけの問題ではなく、自律神経のバランスが崩れているサインでもあるのです。
なぜ「足の動き」が、腰痛と自律神経に影響するのか?

ここまで、自律神経と腰痛のつながりをお話してきましたが、
ここからが、森のくま整骨院が最も大切にしている視点です。
それは、「足の動き」が、腰痛にも自律神経の乱れにも、深く関わっているということ。
当院では、腰が痛いという方でも、まず足元からチェックすることがとても多いです。
実は10年間で8000人以上の患者さんと向き合ってきた中で、腰痛の原因が、足の動きや足のアーチの崩れにあるケースが驚くほど多いことに気づいてきました。
私たちのからだは「足の上に乗っている」
理由はとてもシンプルです。
人間のからだは、「足の上に骨盤・背骨が乗っている」という構造になっているからです。
建物で例えるなら、足は「基礎」、骨盤は「土台」、背骨は「柱」のようなもの。
基礎がしっかりしていなければ、土台も柱もぐらついてしまいますよね。
同じように、
– 足首が硬くて、しゃがむ動作がしにくい
– 歩くときに、つま先が外側を向いてしまう
– 足の指に力が入らず、ペタペタと歩いてしまう
– 土踏まず(アーチ)がつぶれて、扁平足になっている
といった「足の動きの悪さ」や「足の構造の崩れ」があると、
からだは無意識にバランスを取ろうとして、腰や背中に無理な負担をかけてしまうのです。
足の動きが悪いと、腰は「オーバーワーク」になる
具体的には、次のようなことが起こります。
– 一歩一歩歩くたびに、腰の同じ場所にばかり負担がかかる
→ 足がうまく使えないと、腰がクッションの役割を過剰に担ってしまう
– お尻の筋肉(殿筋)が十分に使えず、腰の筋肉が代わりに頑張りすぎる
→ 本来、殿筋がサポートすべき動作を、腰が代償している
– 片足立ち(片足に体重が乗る瞬間)のたびに、骨盤がグラグラする
→ 足元が不安定だと、骨盤を支える腰の筋肉が常に緊張している
つまり、足がうまく動いていないと、腰は知らないうちに「働きすぎ」の状態になってしまうのです。
さらに、足のアーチ(土踏まず)がつぶれていたり、外反母趾や扁平足がある場合、
– 地面からの衝撃がうまく吸収されない
– 歩くたびに「ドン、ドン」と、腰や背骨に振動が直接伝わる
という状態になり、これもまた腰痛の大きな原因となります。
足の歪みは「姿勢の歪み」を生み、自律神経も乱れやすくする
そしてもう一つ、とても大事なポイントがあります。
足の動きが崩れると、姿勢全体が崩れます。
姿勢が崩れると、自律神経も乱れやすくなるのです。
例えば、足のアーチがつぶれて扁平足になると、
→ 膝が内側に入りやすくなり(X脚気味)、
→ 骨盤が前に倒れて反り腰になりやすく、
→ 背中が丸まり、首が前に出て「スマホ首」のような姿勢になります。
この猫背・反り腰の姿勢が続くと、
– 胸が圧迫されて呼吸が浅くなる
– 首や肩の筋肉が常に緊張して、血流が悪くなる
– 背骨の中を通る自律神経の通り道が圧迫される
といったことが起こり、交感神経が優位になりやすい状態が続いてしまいます。
つまり、
足の動きの悪さ → 姿勢の崩れ → 自律神経の乱れ → 腰痛の慢性化
という、見えにくい「悪循環」が生まれてしまうのです。
—
見えにくい「悪循環のループ」にはまっていませんか?

ここまでの内容を、流れで整理してみましょう。
① 足の動きが悪くなる(足首が硬い、アーチがつぶれている、外反母趾など)
↓
② 立ち方・歩き方が崩れ、腰に負担がかかりやすくなる
↓
③ 姿勢が乱れ、呼吸が浅くなり、筋肉の緊張が強くなる
↓
④ 自律神経のバランスが崩れ、からだが「休めない状態」になる
↓
⑤ 寝ても疲れが取れず、腰痛が慢性化してしまう
↓
⑥ 痛みをかばって動くから、ますます足の動きが悪くなる(①に戻る)
こうした「悪循環のループ」にはまっている方が、実はとても多いのです。
お仕事や子育てを毎日がんばっている方は、
どうしても自分のからだのケアが後回しになりがちですよね。
「ちょっと腰が重いけど、まだ動けるから大丈夫」
「この程度で整骨院に行くのも…」
そう思っているうちに、この悪循環のスパイラルが、じわじわと進行してしまうことがあります。
放っておくと、「腰だけの問題」ではすまなくなることも

「たまに腰が痛くなるくらいだから、様子を見よう」
そう思っているうちに、気づけば次のような状態になっていることがあります。
– 立ち上がるときに「よいしょ」と声が出るようになった
– 長時間の運転やデスクワークがつらくて、仕事に集中しづらい
– 腰をかばって歩いているうちに、今度は膝や股関節まで痛くなってきた
– 眠りが浅くなり、朝起きた瞬間から「疲れている」
– 休日は動く気力がわかず、ゴロゴロして終わってしまう
腰の痛みは、多くの場合「違和感」や「重だるさ」といった小さなサインから始まります。
でも、足の動きや姿勢、自律神経のバランスが崩れたまま放置してしまうと、
– ぎっくり腰を繰り返すようになる
– 坐骨神経痛のように、足にシビレや痛みが出てくる
– 歩くスピードが落ち、少し歩いただけで疲れやすくなる
– 気持ちが落ち込みやすくなり、なんとなく毎日がしんどい
といった、「生活の質」に大きな影響を与える症状につながることもあります。
からだは正直です。
小さなサインを見逃さず、早めにケアを始めることが、将来のあなたのからだを守ることにつながります。
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今日からできる、腰と自律神経にやさしい「足のセルフケア」3選

ここからは、森のくま整骨院でもよくお伝えしている、
自律神経と腰にやさしい「足のセルフケア」を3つご紹介します。
どれもご自宅で、お金をかけずに、3〜5分でできるものばかりです。
まずは「これならできそう」と思ったものから、気軽に試してみてくださいね。
① 夜寝る前の「足首ゆらゆらストレッチ」
やり方
1. ベッドや布団の上に仰向けに寝ます
2. 片方の足を軽く浮かせ、足首の力を抜きます
3. 足首をゆっくり上下に10〜20回ほど動かします
4. 同じように、内側・外側にも軽くクルクルと動かしてみます
5. 反対側の足も同じように行います
ポイント
– 強く動かす必要はありません。「ゆらゆら心地よく」がコツです。
– 足首をやさしく動かすことで、ふくらはぎの血流が良くなり、副交感神経(リラックスモード)が優位になりやすくなります。
– 「今日も一日、足ががんばってくれたな」と、自分のからだに感謝しながら行うと、心も落ち着きます。
② 座ったままできる「足指グーパー体操」
やり方
1. 椅子に腰かけ、足の裏をしっかり床につけます
2. 足の指をギューッと丸めて「グー」を5秒キープ
3. そのあとパッと大きく開いて「パー」を5秒キープ
4. これを5〜10回ほど繰り返します
ポイント
– 足の指は、立つときに「からだを支える土台」として、とても重要な役割を担っています。
– 指がしっかり動くようになると、立ったときの安定感が増し、腰への負担も減りやすくなります。
– デスクワーク中や、テレビを見ながらでもできるので、気づいたときにこまめに行うのがおすすめです。
③ 「深呼吸+足裏チェックタイム」
やり方
1. 椅子に座るか、立ったまま、一度目を閉じます
2. 鼻からゆっくり4秒かけて息を吸い、口から6秒かけて吐きます
3. この呼吸を3〜5回繰り返します
4. 呼吸しながら、足裏がどこに体重が乗っているかを感じてみます
– かかと寄りか、つま先寄りか?
– 内側(親指側)か、外側(小指側)か?
– 左右でバランスは違うか?
ポイント
– 「自分は意外と外側ばかりに体重をかけているな」
「右足だけ、かかとに乗りすぎているかも」
など、からだのクセに気づくことが、最初の一歩です。
– クセに気づくだけでも、無意識にからだが調整を始め、自律神経も少しずつ落ち着いてきます。
– 寝る前や、仕事の合間、お昼休みなど、ちょっとした「自分リセットタイム」としてもおすすめです。
—
こんなサインがあったら、専門家によるケアを検討してください

セルフケアを2週間ほど続けてみても、
– 腰の痛みや重だるさがほとんど変わらない
– 朝起きたときの腰の重さが、むしろ強くなっている気がする
– 足にシビレや感覚の違和感が出てきた
– 夜中に痛みで目が覚めてしまうことがある
– 痛みをかばって歩いていたら、膝や股関節まで痛くなってきた
といった状態がある場合は、
一度、専門家によるチェックを受けていただくことをおすすめします。
からだは、限界を超えると「痛み」という形でSOSを出します。
そのサインを見逃さず、早めに対処することが、将来のあなたのからだを守ることにつながります。
森のくま整骨院では、「足から全身」を丁寧に整えます

森のくま整骨院では、こうした腰痛・自律神経の不調・足の動きのつながりを、
丁寧に見ていくことを大切にしています。
当院で行っているチェック・施術の流れ
1. 詳しいヒアリング
腰の痛みだけでなく、お仕事の内容、家での役割、これまで試してきたケア、睡眠の状態など、「生活ごと」お聞きします。
2. 足のサイズ測定・アーチの状態チェック
正確な足のサイズを測定し、土踏まず(アーチ)の状態、外反母趾や扁平足の有無を確認します。
3. 立ち方・歩き方の分析
実際に立ったり歩いたりしていただき、からだのバランスやクセを見ていきます。
必要に応じて動画撮影も行い、ご自身でも確認していただけます。
4. やさしい施術
筋肉や関節の状態に合わせて、やさしくじっくりと全身のバランスを整えていきます。
5. 医療用矯正インソールの作製(必要に応じて)
足元から根本的に整えるために、一人ひとりに合わせた医療用矯正インソールを作製・調整します。
これにより、来院時だけでなく、日常生活の中(仕事中・家事中・歩行時)でも、腰への負担を軽減することができます。
当院は10年の臨床経験、8000人以上の治療実績をもとに、
「頑張り屋さん」のためのカラダリセットをコンセプトに、
木更津市・君津・富津エリアの皆さんに寄り添った施術を行っています。
「自分のからだのことは、いつも後回し」という方にこそ、
月に1〜2回、自分をリセットする時間を持っていただきたいと思っています。
まとめ:「がんばり屋さん」の腰を、足元と自律神経から整えましょう
自律神経の乱れと足の動きの悪さが合わさると、
腰は知らないうちに疲れをため込み、慢性的な痛みにつながりやすくなります。
そして多くの場合、腰の痛みは「腰だけの問題」ではなく、
足の動き・姿勢・自律神経・生活習慣が複雑に絡み合った結果として表れています。
だからこそ、
– 腰だけをマッサージしても、一時的にしか楽にならない
– シップを貼っても、また翌朝には戻ってしまう
ということが起こるのです。
大切なのは、
足元から姿勢を整え、自律神経のバランスを取り戻すこと。
そして、「まだ大丈夫」とがまんを続けるのではなく、
早めに、からだが出している小さなサインに気づいてあげることです。
お仕事や家事・育児を毎日がんばっている「頑張り屋さん」の皆さん。
あなたのからだは、毎日本当によくがんばってくれています。
だからこそ、月に1〜2回でいいので、
自分のからだをリセットする時間を、ぜひ持ってあげてくださいね。
院長からのひとこと

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
「自律神経」「腰痛」「足の動き」…
こうして言葉で説明すると、なんだか複雑で難しそうに聞こえるかもしれませんね。
でも実際には、
からだが出している小さなサインに気づき、少しずつケアを積み重ねていくことが何より大切だと、
10年間、8000人以上の患者さんと向き合ってきた中で、強く感じています。
「これって、もしかして私のことかも…」
「最近、腰が重いし、眠りも浅い気がする」
「足の指、ちゃんと動いてないかもしれない」
もしそんなふうに、少しでも心当たりがあったなら、
どうか一人で抱え込まずに、お気軽にご相談くださいね。
森のくま整骨院では、いきなり施術を始めるのではなく、
まずあなたの生活やお仕事のスタイル、これまでの悩みをじっくりお聞きすることから始めます。
そして、一番ムリのない、あなたに合った整え方を、一緒に考えていきます。
からだは、正直に、そしてやさしく、あなたに語りかけています。
そのサインに、少しだけ耳を傾けてみませんか?
お会いできる日を、楽しみにしています。
森のくま整骨院
〒292-0827 千葉県木更津市港南台2-12-3 猪テナントA
完全予約制|公式LINE・Instagram: @morinokuma_kisarazu