2024.01.26

天候によって左右される?自律神経が乱れた時にしたい3選

天気が悪くなると頭が痛くなったり、朝なかなか起きれなかったり、夜眠れないなんて事ありませんか?

それはもしかしたら、「自律神経の乱れ」からくるものかもしれません。

 

最近、幅広い年齢の方々が、自律神経の不調を訴えることが増えてきています。そこで今回は、自律神経について解説していきたいと思います!

 

自律神経とは?

そもそも、皆さん自律神経の正体ってご存じですか?ここでは自律神経が私たちの身体の中でどんな役割をしているのかを理解していきましょう。

 

自律神経は身体のリズムを作っている

最近では、世の中のありとあらゆるものが自動化されてきています。子供の頃は自動ドアが勝手に開くだけでもキャッキャしていたのですが、最近では車の運転すら自動でおこなわれるようになりました。本当に便利になりましたね。

 

しかし、人間の中にはもっと便利なものが備わっています。寒くなれば体温を保ってくれます。心臓が止まらないように24時間自動的に動かしてくれています。では、心臓の鼓動を自分で動かしたり止めたりできる方はいるでしょうか?食べ物を自分の意思で消化したり止めたりできるでしょうか。それができるなんて人はいませんよね。いたら連絡ください(笑)

 

体内で自分の意志とは関係なく自動的におこなってくれている機能、それが『自律神経』です。自律神経は2つの神経の働きによって調整されています。

 

交感神経と副交感神経

テレビでよく「交感神経」と「副交感神経」といったワードを聞くことはありませんか?どちらかというと、「副交感神経はリラックスの神経で〜」なんて言ってることを耳にするのではないでしょうか。

 

交感神経とは、身体の機能を活発にさせる役割を持っています。例えば、交感神経が強く作用すると心臓の動きが速くなったり、血圧が上がったりします。その反対に、副交感神経は身体の機能を落ち着かせる役割があります。副交感神経がリラックスすれば、心臓の動きがゆっくりとなり、血圧も下がります。つまり、身体がお休みモードになるのです。

 

その交感神経と副交感神経は絶妙なバランスをお互いに保っています。どちらかが強く働いているときは、一方の機能は弱まります。つまり、昼間の活発な時間帯は交感神経が働き、眠りにつく夜の時間帯は副交感神経が働きます。そうして身体の中でリズムを形成しているのです。

 

あなたが好きな音楽を聴いている時、気分が乗ってくると足先や身体全体でリズムを刻んでしまうことありませんか?そんな時に、もし聴いている音楽のリズムがどんどんズレてきたら、なんか気持ち悪いですよね。人によっては、『こんなの聴いてられないよ!』と投げ出してしまう人もいるかもしれません。

 

日が昇ってきた頃に身体は目覚め、暗くなってきたら身体は次第に休もうとしていきます。しかし。日が昇ってきても眠っていて、暗くなってきた頃に目覚めて動き始めるとどうでしょうか。正しく刻んできたリズムが少しずつズレていくと、身体の中はもう大混乱です。夜中に交感神経が働きすぎてしまっては、目が冴えて身体が活動しようとして眠れません。脳が疲労してどんどん身体の調子が崩れていってしまうのです。

 

 

自律神経の調整がうまくいかないとどうなるのか

 

自律神経が乱れ始めると体にはどんな変化が起きるのでしょうか。

 

・ストレスに敏感になる

ストレスに対して敏感になり、小さなことでもストレスを感じやすくなります。ストレスを感じると筋肉が緊張するため、肩こりや腰痛などの痛みを普段よりも強く感じてしまう場合があります。

もしかしたら、肩こりが強く感じられる人は自律神経の問題が隠れているかもしれません。

 

・心拍数や血圧に問題が起こる

心臓の動きや血圧が乱れ、不規則になることがあります。これが持続すると、心臓や血管に関する問題が起こる可能性があります。例えば、交感神経の働きが強くなると血管は収縮します。

交感神経の働きが強くなりすぎてしまうと、末端の血流が悪くなり、冷えやむくみの原因となります。末端の冷えは、肩こりや腰痛とも関連性があると言われていますので、身体の冷えが気になる人は、自律神経から症状がきているかもしれません。

 

・睡眠障害

自律神経の乱れは、睡眠に影響を与えることがわかっています。寝付きが悪くなったり、中途で目が覚めてしまうような症状がある方は要注意です。

本来、睡眠時には副交感神経の働きが優位になりますが、夜遅い時間であっても交感神経が優位に働いてしまう場合は、身体がリラックスすることができずに睡眠の質を下げてしまいます。

 

・胃腸の働きが低下する

胃腸の働きと自律神経の働きは密接に関わっていることがわかっています。今までの流れですと、交感神経が優位に働いているときは胃腸の働きも活発になる・・・と思われがちですが、実が交感神経が働いている時は胃腸の働きが停滞し、副交感神経が働いている時は活動しています。

自律神経の乱れは胃液の分泌を過剰に起こしたり、腸の働きを低下させてしまうことがあるので、食欲不振や気分の低下を招きます。

 

・免疫低下

免疫機能が弱まり、風邪や感染症にかかりやすくなることがあります。強いストレスがかかると交感神経が優位になりすぎるため、唾液の分泌が抑えられて口内が乾燥し、風邪をひきやすくなります。

 

・体温調整がうまくいかない

人間はある程度気温の変動があったとしても、体温を一定に保つ能力を持っていますが、それは自律神経の綿密な調整によって成り立っています。

自律神経の働きが乱れることで、体温の調整がうまくいかなくなり、免疫機能の低下や血流障害を招きます。

 

自律神経を整える方法とは

それでは、乱れた自律神経を整えるには何をしたら良いのでしょうか。ここでは3つのポイントを解説します!

 

・バランスの取れた食生活を規則正しく続ける

現代の日本人の食生活は西洋化が進み、栄養のバランスが偏りがちです。また、食事を摂ったり摂らなかったり、食べる時間が不規則になっています。身体の中に入ってくる栄養素は、身体の機能を正しく保つための原材料になります。

何かが多くて、何かが少ないといった食生活は、睡眠の質を低下させたり、ホルモンがうまく作れなくなったりしてしまいます。肉や魚を適切に摂ったり、カフェインや砂糖などを過剰に摂りすぎないように注意することが大切です。

 

・適度な運動をおこなう

身体を動かすことで、自律神経を整えることができます。日本人は世界的にみても座っている時間がとても長く、運動が足りていないことが指摘されています。数ある運動の中でも、特にオススメはウォーキングです。

身体の中でしっかりと酸素を回しながら血流を促進することで、自律神経が整います。

 

しかし、過剰な運動は交感神経を刺激する恐れがあるので、注意が必要です。

 

・睡眠の質を高める

睡眠は自律神経を整えるうえで非常に重要です。睡眠不足は、酩酊状態と同じレベルで脳の機能が落ちてしまうとも言われているほか、生活習慣病のリスクが上がったり、免疫機能が低下すると言われています。

週末だからいつもより夜更かしを・・・なんて気持ちはわかりますが、できれば1週間を通して同じ時間に寝て、同じ時間に起きる規則正しい生活が理想的です。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

自律神経って身体の機能を司る、非常に大切なものなんですよね。普段は全く意識することはありませんが、常に私たちの身体をマネジメントしてくれる優秀なマネージャーです。

明日からでも試せるものがあると思いますので、ぜひそんな優秀なマネージャーに気を遣ってあげてください!(笑)

 

森のくま整骨院では・・・

千葉県木更津市にある『森のくま整骨院』では、自律神経が乱れてしまった方へ特別な施術をおこなっています。

実際に施術を受けた方たちからは、『夜びっくりするくらい眠れた』『途中で起きてしまっていたのに、朝まで起きることがなかった』『めまいが軽減した』など、嬉しいお言葉を多数いただいております!

 

自律神経の乱れからくる不調にお悩みの方は、ぜひ一度『森のくま整骨院』に相談してみてはいかがでしょうか!

 

『森のくま整骨院』

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千葉県木更津市港南台2-12-3猪テナントA

 

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