3日間何も食べない?今話題のファスティングを試してみた話
ファスティングって知っていますか?
僕は言葉だけ知ってましたが、実際にどういうものか知りませんでした。今や有名女優やモデル、アスリートまでもが実践しているファスティング。身体のプロとして、ここは身をもって体験しなければ!!
ということで、今回はファスティングマイスターの伊藤先生にアドバイスを貰いながら3日間の断食にチャレンジすることにしたのです。
ファスティングには準備が必要
ファスティングは、とりあえず何も食べなければいいんでしょ!というものでは、ありません。しっかりと計画を練っておかねばならないものであり、それに基づいた準備が必要になります。
そこで、ファスティングにはどのような準備が必要なのか、ご紹介したいと思います。
まずはファスティングドリンクを購入しよう
ファスティングには、『これがなくてはならない!』というものがあります。
それは「ファスティングドリンク」です。ファスティングドリンクとは、ファンスティング期間中に最低限必要な栄養素を確保するためドリンクになります。断食中とはいえども、全く何も口にしないわけではありません。水とファスティングドリンクは、しっかりと摂っていきます。
僕は今回、ファスティングマイスターの先生に勧められたドリンクを購入しました。安くはないです。この金額も、ファスティングをするうえで覚悟するための金額だと思いました。
世の中には、さまざまなドリンクが流通していますが、中には質が悪いものもあります。しっかりと身体にいいものを選ぶようにしましょう。
ファスティングの計画を練る
ファスティングには、しっかりとした計画が必要です。ファスティングの流れは大まかに、
- 準備食
- ファスティング
- 回復食
となります。細かくみていきましょう。
ファスティング期間に入る前に、準備食という物を食べる期間があります。準備食とは、「まごわやさしい」の「さ」を抜いた食事になります。「まごわやさしい」の食事とは「まめ・ごま・わかめ・やさい・さかな(今回は抜きます)・きのこ・いも・こめ」です。日本人が昔から食べてきた和食をベースとした食事です。準備食は通常2日から1週間ほどですが、今回は失敗のないように1週間とることにしました。
準備食で、身体にやさしい食事を摂ってあげたあとは、ファスティングを3日間おこなっていきます。このファスティング期は5日間行う場合もあります。
そして最後にとっても重要な「回復期」。この回復期で、ファスティングの良し悪しが決まると言っても過言ではありません、ファスティングが終わったからといって、開放的な気分で肉やら油ものやら食べると、大失敗します。大失敗どころか、確実に具合悪くなります(笑)回復期の内容は、後でしっかりと解説しますので、そちらを読んでみてください。
こんな感じでおこなっていくのが、ファスティングの流れになります。なんだか、ものすごく大変なことしているように見えますよね。でも、しっかりと計画通りにおこなえば、意外なことに、そんなに難しいことではありません。
ここからは、僕の身体を張った体験記をご紹介します。
いざ、ファスティングチャレンジへ
トータルで2週間ほどのチャレンジ。果たして僕は、空腹に耐え、無事にファスティングを終えることできるのか。
準備食
僕のお休みは、水曜日と土曜日です。実は、ファスティングにおいて、自分の休日とファスティングの日程をリンクさせることは、とても大切なことなんです。特に、回復食の1日目に、自分のお休みをぶつけるようにしましょう。先ほどもお話ししましたが、ファスティングの一番大事な点は、回復食です。ここでしくじると台無しです。しっかりと予定を合わせましょう。
予定を合わせたら、準備食をいつから始めるか決めましょう。僕の場合は、日曜日から1週間の準備食期間を取ることにしました。
準備食中の食事は、「まごわやさしい」を摂ってあげるほか、動物性タンパク質、油もの、お菓子、酒・タバコはNGです。僕の食事の一例をご紹介します。
ちなみに、ソイミートはその後食生活のさまざまなところで活躍してくれています。なんか今日胃腸の調子悪いなとか、そんなことがあったら植物性のタンパク質に変更して夕飯作ってます。
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正直、この時点で僕の体重は落ち始めていました(笑)今までの食生活が、いかに悪いものだったか考えさせられましたね。
ファスティング期
準備食で1週間を過ごして、すでに僕の身体は変わり始めていました。体重が落ち、食事をたくさん食べなくても、そこまでお腹が空きません。明かに調子が良くなっています。でも、ここからがスタートなのです。
ファスティング期が始まると、水とファスティングドリンクしか口にしません。お水は2リッター。ドリンクは2時間おきに8回飲みます。そうすることによって、脳を騙して満腹の状態を作ります。今回のドリンクは、こちら。
KALAさんのファスティングドリンクです。こちらのドリンクも、ファスティング界では有名なようです。熱を加えずに野菜などから栄養分を抽出しているそうですよ。味は甘くて、思ってたよりも美味しい。これしか口にできませんから、まずかったら最悪ですね(笑)
ファスティングに使うお水も重要とのこと。今まで飲んだ水の中で一番のスッキリ感。僕の大好きな某お料理系ユーチューバーも飲んでたので、僕はいつも自宅に財宝をストックしています。
酵素ドリンクとの組み合わせにはこちらを使用。
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朝から晩まで、時間と容量を守ってしっかりと飲み続けました。途中、何時に飲んだ、とか、何回めだっけ?と忘れてしまいそうになったので、メモに書き記しながら飲んでました。ちなみに、僕が飲んでいたスケジュールはこんな感じ。
- 8:00
- 10:00
- 12:00
- 14:00
- 16:00
- 18:00
- 20:00
- 22:00
ご飯何食べようとか、何作ろうとか、そんなこと考えなくていいので、僕にとっては楽でした。むしろこんな感じで続けていくと、ご飯作る時間も食べる時間も節約できるから、ずっとこのままでもいいのに!!とか思ってました。そういう意味では、僕に向いていたのかもしれません。
ここからは、日毎の変化をご紹介します。
1日目
やっぱり多少お腹空きました。なんせ、生きてきた中で全く食べたいなんてことないですからね。口寂しいというか、何か口にしたくなるような気持ちになりました。でも、夕方くらいになると、全然気にならなくなってきます。
2日目
空腹はほぼ感じません。でも、尿意はすごかったです(笑)お水をたくさん飲んでるからなのか、とにかくトイレは近くてびっくりました。大は出ません。おしっこも透明になり、身体の中の悪いものは全部出ていってしまったような気がしました。
事実、ここまでで感じたことは、睡眠の質があきらかに向上したこと。身体が省エネモードなのか、多少眠くはなりますが、疲れにくくなり、お腹の調子もよかったです。
3日目
最終日も快調!空腹も全然気になりません。体重はこの時点でなんとマイナス6キロ!!日を追うごとに、体重が落ちていったので、体重計に乗るのが楽しかったです。本来、ファスティングはダイエットを主軸に行うものでもありませんが、副産物として体重が落ちていくのは、嬉しいですね。
その後、3日目を無事に終え、達成感に包まれながら次の日の朝を迎えることになります。しかし、ファスティングはまだまだ終わりではありません。とっても重要な回復食が待ち構えているのです。
回復食
回復食1日目の朝。お仕事はお休みでした。水曜日は、いつも通っている英会話教室の日です。回復食の1日目の一番最初の食事をご紹介しましょう。
これです。その名も、「スッキリ大根」
なんかちょっとイラッとする名前です。実際お腹がすいてないとは言えども、何も食べていなかった僕にとって、やっと食べられる食事が「スッキリ大根」っていうのは、なんかむかつきます(笑)
スッキリ大根とは、別名「梅流し」とも呼び、水で戻した昆布の中で大根を煮て、潰した梅干しと共に食すというものです。最初に煮汁を飲み、次に梅干しを溶かして飲み、大根を食べたら、また煮汁を飲む、というローテーションを繰り返します。すると、とんでもない便意がやってくるのです。
事前に、先生から「スッキリ大根するときは、予定あけといたほうがいいよ!!トイレから出られなくなるから!」とか言われてました。どうもこのスッキリ大根をすると、強烈な便意とともに、お腹の中のものが綺麗に洗い流されるのだそう。僕は、「そんなことないだろ。英語教室いかないとなー。スッキリ大根だけだと余計お腹空きそうだな」くらいにしか思ってませんでした。今思えば、この時の僕を引っ叩きたいです。
そんなこんなで、なんの考えなしにスッキリ大根を食べ始めたのが、午前8時半。英会話教室に向かう僕が、お家を出る時間は10時過ぎ。完全に舐めていました。
言われた通り、汁を飲み、梅干しを溶かして飲み、大根を食べる。それを何回か繰り返します。完全に小さくなった僕の胃は、それすらも満腹にさせるほどになっていました。でも、便意はありません。
「なんだ〜大したことないじゃん!まあ、完全に腸の中のもの無くなったんだろうなー」って思いながら、全て食べ終わり、英会話教室に向かう準備を始めた午前9時半。その時がやってきました。
そう、強烈な便意に襲われたのです。
日本人は腰痛が多い??
腰痛って生涯で約8割の人が経験するんですって。
軽いものから重いものまであるとは思いますが、当院でも腰痛のクライアント様が圧倒的に多いです。腰痛には様々な要因がありますが、大きく分けて二つ。
- 物を持ち上げたり、前屈みになったりなど、頻繁に腰を動かす動作によって起こるもの。
- 心理社会的な要因がある。
一つ目の要因は、皆さんも経験あるのではないでしょうか。僕も『物を取ろうとしたらギクッと』『仕事柄ずっと前屈みなので腰が辛くなる』といったことをよく耳にします。腰をよく使う人が腰痛になるイメージありますよね。
こういう方々は、日頃のストレッチや運動が出来ておらず、腰ばかりに負担がかかりやすい状態になっていることが多いです。他の関節が動きにくくなっていることに対して、腰は動き過ぎていることが多いのです。ですから、当院ではしっかりと施術を行い、『動きにくいところは動きやすく』『弱いところはしっかり強化』を行います。
では二つ目の要因とはなんでしょう。これは少しイメージしづらいかもしれませんが、ざっくりいうと『ストレス』です。
例えば、仕事がとっても忙しい方、人間関係のストレスを抱えている方、強烈な腰痛に見舞われたことがある方など、心理的なストレスを抱えている方は腰痛が長く続く傾向にあります。これが腰痛を非常に複雑なものにしている要因なのです。
施術前にカウンセリングを行っていると、『10年前にぎっくり腰をしたことがある』『仕事が忙しくてあまり眠れていない』といった言葉を口にする方がいらっしゃいます。
例えば、<10年前に転んで作った擦り傷が、今も痛む>とは少し考えにくいですよね。でも、『●年前に起こしたぎっくり腰から、ずっと腰の調子が悪い』などとおっしゃる方は少なくありません。こういった場合は、身体の動きのみならず、どう痛みをコントロールするかが重要となります。
そのため、生活習慣のカウンセリングと指導が欠かせません。当院では、丁寧にカウンセリングを行い、お身体に合わせた運動を処方いたします。できるだけ、当院にいる間だけではなく、自宅でケアする方法もお伝えしています。
腰痛による損失はとっても大きいですからね!お悩みのある方は、当院に一度ご相談ください。
しっかり対応させていただきます!
著者 村山 賢
料金変更についてのお知らせ
こんにちは。森のくま整骨院の村山です。
もうすぐ、当院は2周年を迎えます。
コロナ禍で業務の形態変更を余儀なくされ、それに合わせて皆様にはより良いサービスを提供できるように努めて参りました。
これからも当院では、より良いサービス向上のため、7月1日より一部サービスの料金を値上げいたします。
料金変更詳細
これまで、数ある治療院の中から当院を選び、ご利用していただき、大変感謝しております。
これからも、精一杯皆様のお身体をサポートさせていただきますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
院長 村山賢
当院へのお問い合わせはLINEをご利用ください!!!
〒292-0827
千葉県木更津市港南台2-12-3猪テナントA
森のくま整骨院 木更津
ご予約・ご相談はLINEまたはネット予約をご利用ください。
※お電話によるお問い合わせは原則留守電対応となっております。
メッセージを残していただければ折り返しお電話いたしますので、宜しくお願いいたします。
バレエと腰痛の関係性。初めてのバレエ教室。
みなさん、バレエ教室って行ったことありますか?
突然すみません、森のくま整骨院の村山です。
僕は行ったことありませんでした。なんとなく高貴な感じがして、僕が近寄っていいのか?って感じでした(笑)でも、当院にもバレエをしているクライアントの方が時々いらっしゃいます。そして決まってある症状でやってきます。
そう、腰痛です。当然、全部が全部腰痛ではありません。しかし、圧倒的に腰痛が多いのです。ずっとこのことについて気になっていました。そんな時、とあるバレエ教室の先生とお話しする機会ができたのです。
カノンバレエアカデミーさんとの出会い
以前からインスタグラムで生徒さんたちに積極的に指導されている様子を拝見していました。とても厳しそうですが、生徒思いの愛のある先生。そんな先生も、子供たちが他所で正しい指導を受けることができず、身体を痛めてから先生の元にやってくる状況に悩んでおられました。ある日、先生からインスタグラムのDMが来ました。
『一人虚しく奮闘中です!』
先生のDMからは現状を変えたい!という強い信念を感じました。しかし、周りにはそういったお話ができる人が居ないようでした。僕も、現状の身体の動きから問題点を分析することはできますが、実際の現場での競技を見たことはありませんでした。
そこで、『ぜひ一度お話ししましょう!!』となったわけです。
実際の子供たちの動きを見てわかった問題点
さて、早速日程を決め、『カノンバレエアカデミー』さんにお邪魔して参りました。今回は、生徒さんとそのお母さん達も一緒に身体の使い方を検証させていただきました。中に入ると早速先生の元気な声。バレエに一生懸命取り組む子供たち。
お邪魔にならないように隅っこ子供たちの実際の動きをじっくり観察しました。なぜ腰痛がでてしまうのか、どこが弱いのか、どこがうまく使えてなのか、今まで見えなかったものが見えてきました。
僕たちの目線から見たバレエダンサーの特徴
まずはモニターに資料をうつしながら、論文を元に実際に起こりやすい腰の痛みについて解説させていただきました。
- なぜ痛みが出るのか
- 痛みがでやすい動きはどういう動きなのか
- それを防ぐにはどうしたら良いのか
- 指導者と僕たちの関わり方
といったお話をさせていただきました。まずは自分のしている競技は、どういったリスクファクターがあるのか、これからどういった身体の変化が起こるのか、今、どのような身体の使い方をしているのか。といったことを知ってもらいたかったのです。
まだ小さい生徒さんには少し難しいお話だったかもしれませんが、お母さんたちは一生懸命メモを取ってくださいました。子供たちが知ることはもちろんですが、親御さんもお子さんの身体の理解を深めてもらう良いきっかけになったのではないかと思います。
一人一人、実際に動きを確認してみる。
続いて、基本的な知識を基に、一人一人の身体の動きを確認していきました。確認しては修正。時にはカノン先生の解説と補足を交えながら。
恥ずかしながら、僕はバレエの知識について詳しくありません。細かい指導者的観点での動きなどは先生に解説していただき、とても勉強になりました。そうやって一人の指導者と、一人の施術者が真剣に話し合い、少しずつ知識のすり合わせをしていきます。
動きに問題のある子は、ストレッチやトレーニングなど、具体的な解決策を提示します。そうやって気づかなかった部分、悩んでいた部分を少しずつ理解してもらい、身体の使い方をブラッシュアップしていきました。
大好きなことで不幸になる人を減らしたい。
今回見学させていただいて、一番に感じたこと。それはみんな『バレエが大好き』だということ。当然のことかもしれませんが、厳しいトレーニングを必要とする競技ですから、当然心が折れてしまう子もいるでしょう。
でも真剣な眼差しで先生の指導に耳を傾け、実践する彼女たちはとても楽しそうでした。だから、僕は怪我や痛みで不幸になってほしくありません。カノン先生も僕も思いは同じでした。
素晴らしい環境で素晴らしい仲間と共に、素晴らしい演技をしてほしい。みんなが協力して、みんなが幸せになれるように・・・。
最後に
今回このような機会を与えてくださったこと、とても感謝しています。ありがとうございました!!!
カノン先生にお借りした本を参考にして、より知識を深め、これからも、カノンバレエアカデミーさんの生徒さんたちをサポートして参ります。それでは、また。